アスペルガー症候群の原因

 アスペルガー症候群の原因はまだ解明されていません。しかし、21世紀に入り「脳の使い方が違う」というところまでは明らかになってきました。脳に何らかの先天的な素因があり、それが「社会性の獲得」などの特定の能力を発達しづらくさせている、と考えられています。

 最新の研究では、脳のなかの海馬という器官に形状的な特徴がある(海馬回旋遅滞症状)ということと、自閉症スペクトラム障害との間に高い相関が認められています。この理論によれば、「海馬の発達が途中でとまってしまう」→「海馬の周辺にある扁桃核などが発達しづらくなる」→「自閉症の症状を呈す」という因果関係にあり、海馬がアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)の主因であると考えられています。(参考:アスペルガーは脳の使い方が違う?



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アスペルガー症候群と脳

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