発達障害児が増えている理由

米国カリフォルニア州内で自閉症として登録された子供の数は、1980年代から1990年代にかけ210%増加したそうです。また正確な統計かは不明ですが、日本においても発達障害児が急増していると聞きます。なぜ発達障害児が増えているのかについて、発達障害の原因自体が明らかにされていないため、なぞのままとされていますが、私はおそらく化学物質による環境汚染と関連性があるのだろうと考えています。

まず第一に、発達障害が胎児期における「海馬の未発達」によるものであるということ。次に、いくつかの化学物質は「神経系の発達に悪影響がある」ということ。そして、「発達障害者は化学物質に弱いということ」。この三つの事実から、「先天的に化学物質の曝露に弱い人がいて、その人が胎児期に化学物質に曝されたとき、海馬の発達が不十分な状態で生まれる」という仮説を立てています。
(参考:アスペルガー症候群の原因

もちろん世の中的な認知が広がって、今までは「個性の強い子、変わった子」としてすまされていた子供達が、医師の診断を受け発達障害と認定されるケースが増えたことも理由の1つとは思うのですが、これだけでは冒頭に述べた自閉症児の登録数増加が説明がつきにくいと思います(自閉症は80年代であれ90年代であれ、はっきりと障害であるとわかるはずなので)。

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2012/06/27 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリー:化学物質と発達障害

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