発達障害とは

 発達障害とは「どうしても発達(成長)しづらい能力」を抱えている障害です。精神発達遅滞(いわゆる知的障害)とは重なり合う2つの輪のような関係ですが、別の障害として位置づけられています(発達障害単独の場合と、知的障害を併発する場合があるが、それぞれ障害としては別のものとして扱われる)。

 発達障害にはいくつかの種類があります。たとえば注意欠陥・多動性障害(ADHD)では、「注意力を維持する能力」「様々な情報を統合する能力」などが発達しづらく、自閉症では「相手の感情を察知する能力」「言外の意図を汲み取る能力」などが発達しづらいなど、それぞれに「どうしても発達(成長)しづらい能力」を抱えています。運動障害、学習障害なども発達障害に含まれます。アスペルガー症候群は自閉症の一種(亜種?)とみなされてきましたが、今後は「自閉症スペクトラム(連続体の意)」として、各々を線引きすることなく統合的に取り扱う動きになってきています。



脳の機能障害とする説

 発達障害の子供は、普通の子供が年齢相応にできるようになっていくことが、なかなか出来るようになっていきません(たとえば席にずっと座っていること、場をわきまえ黙っていることなど)。特に知的障害を伴わない場合は、単なるわがままな子供に見えてしまうこともあり、発達障害児の親は、しつけ不足や愛情不足と誤解されがちです。

 しかし、近年の研究で、発達障害が脳に起因するものであることが明らかになってきています(参考:アスペルガーは脳の使い方が違う?)。こうした研究が進み、そして理解が広がっていくことで、発達障害に悩む親子がどんどん生きやすい世の中になっていくと思います。



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アスペルガー症候群と脳

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