アスペルガー症候群とIT企業の仕事

以前からアスペルガーはITと相性がいいと言われてきました。コンピュータプログラムというのは、まさに「字義通り」に動くものですし、アスペルガーの人には親しみやすいのかもしれません。

デンマークのコペンハーゲンに本社を構えるSpecialisterne(スペシャルテルネ)という会社は、社員55人中の約75%をアスペルガー症候群の人が占めるそうで、設立以来9年黒字を続けているとのこと。ホームページを見ると6カ国にオフィスを構えるまでになっているようです。

この会社はトルキル・ソンネさんという、アスペルガー症候群の子供を持つ方が作った会社で、アスペルガーの人を雇って、新作のコンピュータプログラムをテストする事業を営んでいるそうです。社名の横にはいつも「Passion for details」というキーワードが並べられていることからも、アスペルガーの長所を活かそうという思いが伝わってきます。

個人的な感想ですが、たしかにアスペルガーにとってITに関連する仕事は天職であるようにも思います。実際にHTMLやJavaScriptを1日で(しかも独学で)マスターした人、まったくの未経験で誰にも教わらず3時間程度でJAVAのデバッグをマスターした人を知っています。

もし子供に発達障害(アスペルガー症候群)の傾向を感じたなら、一度コンピュタープログラムを触らせてみるといいかもしれません。

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